2000年以降、成長を続ける新興国。
人口の増加率が高く、なかでも生産年齢人口の比率は今後も維持される見込みであり、さらなる成長が期待されています。そうした新興国の躍進を味方にするべく、ブラックロックが注目したのがインフレ連動国債です。その投資魅力について、ご紹介します。

成長を続ける新興国

新興国経済は高い経済成長を維持

新興国はおおむね先進国よりも高い経済成長を維持しており、新興国経済の存在感はますます高まっています。

主要投資対象新興国と先進国の実質GDP成長率の推移

主要投資対象新興国と先進国の実質GDP成長率の推移

※主要投資対象新興国は、当ファンドの投資対象となる主な新興国(ブラジル、メキシコ、イスラエル、トルコ、南ア フリカ、タイ、韓国、チリ、ロシア)。
先進国は、G7(カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国)。実質GDP成長率はそれぞれの国の平 均値、名目GDPは合計値。
期間:2000年~2022年(年次、2017年以降はIMF予測)
出所:IMF、World Economic Outlook Database, October 2017

 

持続的な経済成長サイクルに入った新興国

新興国は、人口増加と所得の向上が消費拡大につながり、今後もさらなる所得水準の向上をもたらすことが期待されます。こうした持続的な経済成長サイクルの中で、物価も上昇していくと考えられます。

経済の成長と物価の上昇のサイクルイメージ

経済成長とインフレの関係

インフレとは

インフレとは物価が上昇することをいいます。インフレによって現金の実質的な価値が目減りします。またインフレ率が債券の利回りよりも高い場合、債券においても実質的な価値が目減りします。

インフレの影響

インフレの影響

上記はイメージ図であり、将来の物価上昇を示唆・保証するものではありません。

 

経済成長に伴うインフレ圧力

経済活動が活発になると、物価の上昇(インフレ)が起こりやすくなります。実際、成長を続ける新興国は、日本と比較してインフレ率が高くなっています。

実質GDP成長率とインフレ率の比較

実質GDP成長率とインフレ率の比較

2007年から2016年までのそれぞれの前年比率平均値。
出所:IMF、World Economic Outlook Database, October 2017

 

インフレ連動国債とは

インフレに強い資産

通常の国債の場合、元金は固定で利払額もあらかじめ決まっています。一方、インフレ連動国債は、物価に連動して元金額や利払額が変動します。つまり物価が上昇すればその分元金額や利払額も上昇しますので、インフレに強い資産といえます。

インフレ連動国債の元金額の変動イメージ

インフレ連動国債の元金額の変動イメージ

一部の国では、物価の下落によって元金額が当初元金を下回っていても、当初元金で償還されることがあります。なお、直近の物価変動がインフレ連動国債の元金額や利払額に反映されるまでに一般に数ヵ月程度のかい離が生じます。
上記はイメージ図であり、将来のインフレ連動国債の値動きを示唆・保証するものではありません。

 

相対的に高い利回り

インフレ連動国債は、通常の国債と比較して利率が低い傾向にありますが、インフレによる元金額・利払額の増加が加味され、相対的に高い利回りが期待できます。

主な債券の利回りの状況

主な債券の利回りの状況

国内債券、先進国国債、ハイイールド債券、新興国国債の利回りは最終利回り。
時点:2018年1月末
出所:ブルームバーグ

 

リスクとリターンの関係

各資産を比較すると、新興国インフレ連動国債はこれまで相対的に高いリターンを実現してきました。

リスク・リターンの比較(年率、円換算ベース)

リスク・リターンの比較(年率、円換算ベース)

期間:2007年3月末~2018年1月末(月次)
出所:ブルームバーグ

 

ファンドの特色

1 主として、ブラックロック新興国インフレ連動国債マザーファンド(以下「マザーファンド」と いいます。)への投資を通じて、高い経済成長が見込まれる新興国のインフレ連動国債に 投資します。
2 国債運用による収益獲得に加えて、通貨配分を機動的に調整する為替取引を通じた為替 変動リスクの調整と為替取引からの収益の獲得とを目指します。
3 ファンドの運用権限の一部(国債等の運用指図に関する権限を含みます。)を、ブラックロック・ グループの各拠点に委託します。

投資リスク

基準価額の変動要因ファンドの基準価額は、組入れられている有価証券の値動きの他、為替変動による影響を受けます。これらの信託財産の運用により生じた損益はすべて 投資者の皆様に帰属します。したがって、当ファンドは元金および元金からの収益の確保が保証されているものではなく、基準価額の下落により投資者は 損失を被り、元金を割り込むことがあります。また、投資信託は預貯金と異なります。 当ファンドにかかる主なリスクは以下の通りです。

  • 金利変動リスク世界の債券に投資します。債券の価格は、政治、経済、社会情勢等の影響により金利が上昇すれば下落し、金利が低下すれば上昇します。したがって、金利の変動が当ファンドの運用成果に 影響を与えます。
  • 為替変動リスク外貨建資産に投資します。したがって、為替レートの変動が、当ファンドの運用成果に影響を与えます。為替変動リスクの調整および為替取引による収益の獲得を目指して、外国為替予約 取引および直物為替先渡取引を機動的に行いますが、その目的が達成される保証はなく、損失が発生する可能性があります。なお、為替予約取引および直物為替先渡取引を行う通貨間の 金利差等により、為替取引コストがかかる場合があります。
  • 信用リスク世界の債券に投資します。投資した債券の発行体の財務状況により、債務不履行が生じることがあります。債務不履行が生じた場合には、債券の価格が下落する等、当ファンドの運用 成果に影響を与えます。また、債券の格付の変更により債券の価格が変動することがあり、それに伴い、当ファンドの運用成果に影響を与えます。
  • インフレ連動国債への投資リスクインフレ連動国債に投資します。一般的にインフレ連動国債の元金額および利払額は、物価水準に連動しており、各国の物価上昇時に上昇し、物価下落時に下落する傾向があり、物価 動向が当ファンドの運用成果に影響を与えます。
  • 流動性リスク新興国市場の発行体が発行する債券に投資します。有価証券等の購入および売却に際して、市場に十分な流動性がない場合、市況動向等によっては意図した取引が成立しない場合や 意図した価格より不利な取引を余儀なくされる可能性があります。この場合、当ファンドの運用成果に影響を与えます。
  • カントリー・リスク新興国市場の発行体が発行する債券に投資します。新興国の経済は、先進諸国に比べて不安定であり、その市場を取り巻く社会的・経済的環境はより不透明な場合が多く、新興国の 政府は自国経済を規制または監督する上で大きな影響力を行使することがあります。したがって、主として先進国市場に投資する場合に比べて、投資先の国の政治・経済事情、通貨・資本規制等の要因により、より大幅に公社債の価格が変動することが考えられ、それに伴い当ファンドの運用成果に影響を与えます。 新興国の債券への投資に際して金融取引税等が課されることがあり、将来税制が変更された場合には当ファンドの運用成果に影響を与えます。
  • デリバティブ取引のリスク債券および為替関連のデリバティブ取引を行ないます。デリバティブ取引は、現物資産への投資に代わって投資目的を効率的に達成するために用いられ、あるいは価格変動による影響を 回避するために用いられますが、いわゆるレバレッジ(てこ)の原理により市場価格の変動が増幅されます。その目的が達成される保証はなく、損失が発生する可能性があります。デリバティブ 取引はコストとリスクが伴い、当ファンドの運用成果に影響を与えます。
    (デリバティブ取引の取引先に関するリスク) デリバティブ取引の相手方が倒産等の事態に陥った場合は、取引契約が不履行となり、取引の清算の遅延等により、大きい損失を被る可能性があります。このような事態が生じた場合には 当ファンドの運用成果に影響を与えます。

【当資料で使用している指数について】

新興国インフレ連動国債:ブルームバーグ・バークレイズ新興国トレーダブル・インフレ連動国債インデックス 新興国国債・新興国国債指数:JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド インデックス 新興国株式:MSCIエマージング・マーケット・インデックス 先進国インフレ連動国債:ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル・インフレ連動国債インデックス 先進国国債:FTSE世界国債インデックス
先進国株式:MSCIワールド・インデックス
グローバル・リート:S&Pグローバル・リート・インデックス 国内債券:NOMURA-BPI総合
ハイイールド債券:ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル・ハイイールド社債インデックス 新興国インフレ連動国債市場:ブルームバーグ・バークレイズ新興国インフレ連動国債インデックス 現地通貨建て新興国国債市場:JPモルガンGBI-EMグローバル・インデックス 外国通貨建て新興国国債市場:JPモルガンEMBIグローバル・インデックス 主な新興国インフレ連動国債:ブルームバーグ・バークレイズ新興国インフレ連動国債インデックスの各国指数

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