Investor Pulse: Japan

Investor Pulse: Japan

資産とウェルビーイングに関する
グローバル調査

世界の人々は自分の資産状況について何を考え、感じているのか

ブラックロックは、個人の資産とWell-Being(ウェルビーイング、人生に対する充実感)がどのような関係にあるかを理解するため、深く掘り下げた調査を行いました。 グローバルで第6回、日本では第4回目となるこの調査は世界13市場の約2万7,000人を対象として実施しました。

今回の調査でわかったこと

投資という将来に向けた行動が、私たちの今のウェルビーイングにプラスの効果をもたらすようです。
この傾向は、収入、年齢、性別に関係なく確認されました。
他の人よりも幸福感を感じているかとの質問に対し、投資をしている人は、投資をしていない人よりも20ポイント高い結果となりました。

他の人よりも幸福感を感じているかとの質問に対し、投資をしている人は、投資をしていない人よりも20ポイント高い結果となりました。*1

投資をしている人は、投資をしていない人と比較し、人生が充実していると回答した割合が19ポイント高くなりました。

投資をしている人は、投資をしていない人と比較し、人生が充実していると回答した割合が19ポイント高くなりました。*2

投資をしている人はしていない人と比較し、将来のお金を管理できていると感じているとの回答が34ポイント高くなりました。

投資をしている人はしていない人と比較し、将来のお金を管理できていると感じているとの回答が34ポイント高くなりました。*3

*1 調査対象地域:日本 分析対象者:日本1,000人のうち当該質問に回答した人
*2 調査対象地域:日本 分析対象者:日本1,000人のうち当該質問に回答した人 回答・集計方法:「自分の将来のお金を管理できていると感じる」4段階で評価し上位2段を合計
*3 調査対象地域:日本 分析対象者:日本1,000人のうち当該質問に回答した人

国/地域によって、お金とウェルビーイングの関係は異なります

日本人のストレスの最大の原因はお金のようです。

52%の人が、お金はストレスの原因であると回答しました。
これは仕事や健康、社会生活などよりも高くなっています。
グローバルでも同じ傾向がみられます。

調査対象地域:分析対象者:日本1,000人のうち当該質問に回答した人 回答・集計方法:各項目について4段階で評価し上位2段を合計
日本人のストレスの原因のNo.1はお金

退職後の準備に対する意識は高まってきているようです。

2017年の調査結果と比較し、退職後にいくら必要か理解していると回答した人の割合は大きく増加しました。

調査対象地域:日本 分析対象者:日本1,000人のうち当該質問に回答した人(退職者除く) 回答・集計方法:4段階で評価し上位2段を合計
退職後いくら必要か理解している日本人は前回調査時30%に比べ、今回の調査では47%と増加している。

半数以上の日本人が投資をしているようです。

53%の日本人が現金以外の金融資産(株式、債券、投資用不動産など)を保有しているようです。米国よりも高い比率となっています。

調査対象地域:日本 分析対象者:日本1,000人のうち当該質問に回答した人
※現金以外の金融資産には、株式や債券、投資用不動産、MMF(マネー・マーケット・ファンド)が含まれます。
53%と半数以上の日本人が投資している。

投資や退職に対する日本人の意識や行動は大きく変わってきているものの、まだ不安があります。

67%の人が退職後については、将来蓄えが尽きるか不安と回答しました。
蓄えが尽きるか不安

67%の人が退職後について、将来蓄えが尽きるか不安と回答しました。*1

58%の人が退職について誰に相談してよいかわからないと回答しています。
相談相手に困っている

58%の人が退職について誰に相談してよいかわからないと回答しています。*2

投資に満足していない
投資に満足していない

投資をしている人のうち、自分の投資に満足している人は28%にとどまっています。*3

*1 調査対象地域:日本 分析対象者:日本1,000人のうち当該質問に回答した人(退職者除く) 回答・集計方法:4段階で評価し上位2段を合計
*2 調査対象地域:日本 分析対象者:日本1,000人のうち当該質問に回答した人(退職者除く) 回答・集計方法:4段階で評価し上位2段を合計
*3 調査対象地域:日本 分析対象者:日本1,000人のうち当該質問に回答した人(投資商品保有者対象) 回答・集計方法:5段階で評価し上位2段を合計

投資による恩恵は幅広く、そして実感できるものです

体の健康に気をつけるように、お金の健康にも目を配りましょう。
小さなステップでできることがあります。

Financial health to be taken care same as physical health

身近に相談できるアドバイザーを持ちましょう。

投資に満足できないのは、誰にも相談していないためかもしれません。 投資をする際に信頼できる情報をどこから得ているかとの質問に対し、日本人は金融機関のウェブサイトや新聞・雑誌が上位となった一方で、米国はプロのアドバイザーや友人・家族の割合が高くなっています。

テクノロジーの力を活用しましょう。

個人が利用できる資金計画ツールなどが増えています。テクノロジーはお金の管理に透明性や客観性、わかりやすさをもたらし、将来についての不安を軽減してくれるかもしれません。

お金をためる目的を明確にしましょう。

日本人にとって、お金の健康は、退職後に備えることなど、長期的な視点や明確なゴールを持つことと必ずしも結びついていないようです。明確で具体的な資金計画を立てることによって、将来のお金の見通しが改善するかもしれません。

お金によって幸せになれるのでしょうか。

必ずしもそうとは限りませんが、自信をもち、お金をうまく管理し、投資を続けることはウェルビーングを実感する一助になるかもしれません。一歩踏み出してみましょう!

 

要事項

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