ファクター投資という考え方は古くからありました。
そのアイデアを実現したのはデータとテクノロジーの力です。

ファクターとは何か

ファクターは、株式や債券など幅広い資産のリターンを長期にわたり一貫して生み出してきた、リターンの源泉であり、ポートフォリオ構築の土台となる考え方です。

ファクターはこれまでの長い歴史においてリターンのドライバーであり、今ではデータとテクノロジーの力を駆使して、ドライバーを抽出します。ファクターの仕組みを理解すると、超過リターンを生み出しつつ、リスクを抑える機会を捉えることにつながります。世界の主要な機関投資家は、数十年にわたりそれを実践してきました。

ファクターの種類

リターンの源泉となるファクターには大きく二種類あります。

マクロファクター
あらゆる資産クラスに共通するリスクを説明しています。
>マクロ経済ファクター:分散投資の重要な要素

スタイルファクター
ある特定の資産におけるリスクとリターンの関係を説明しています。
>スタイルファクター:特定の資産クラス内で長期的に有効な要素

 

Factor Investing: Outer image
Factor Investing: Inner image

バリュー

ファンダメンタルズに対し
割安となっている株式

経済成長

景気サイクルの影響

ミニマム・ボラティリティ

値動きが安定し、リスクが低い株式

モメンタム

上昇トレンドにある株式

クオリティ

財務が健全な企業

サイズ

規模が小さく、成長性が高い企業

キャリー

リスク資産を保有することによる
インカムを得られる

実質金利

金利変動の影響

インフレーション

物価の動きによる影響

クレジット

デフォルトリスク

新興国市場

地政学・ソブリンリスク

流動性

取引・売買が困難なリスク

バリュー
モメンタム
ミニマム・
ボラティリティ
クオリティ
サイズ
キャリー
経済成長
実質金利
インフレーション
クレジット
新興国市場
流動性
STYLE
Value
バリュー
ファンダメンタルズに対し割安となっている株式
Momentum
モメンタム
上昇トレンドにある株式
Quality
クオリティ
財務が健全な企業
Minimum Volatility
ミニマム・ボラティリティ
値動きが安定し、リスクが低い株式
Size
サイズ
規模が小さく、成長性が高い企業
Carry
キャリー
リスク資産を保有することによるインカムを得られる
MACROECONOMIC
Economic Growth
経済成長
景気サイクルの影響
Real Rates
実質金利
金利変動の影響
Inflation
インフレーション
物価の動きによる影響
Credit
クレジット
デフォルトリスク
Emerging Markets
新興国市場
地政学・ソブリンリスク
Liquidity
流動性
取引・売買が困難なリスク

なぜファクターに投資するのか

ファクターは通常、互いに相関が低く、それぞれ景気サイクルの異なる時期にパフォーマンスが表れる傾向にあります。適切に組み合わせることで、効果的な分散ができるようになります。

ファクターはなぜ有効なのか

ファクターとは、広範囲に有効で持続的にリターンを生み出す要因です。全てのファクターにはそれぞれ、過去のパフォーマンスの土台となる経済的根拠があります。

  • リスクの見返りとしてのリターン:より大きなリスクをとることへの見返りとして、長期的により大きなリターンを獲得する
  • 構造的な障壁:市場のルールや制約(例えば、税制や投資対象・手法の制限など)により特定の投資家に制限がかかることによって生じる投資機会を見つける
  • 投資家の行動バイアス:合理的に行動しない投資家(例えば、群集心理、短期志向、極度の損失回避行動等)によって生じる逆張り機会を発掘する
ファクター運用は未来の運用手法です。目標の達成を支えるアイディアに、投資家が直接かつイメージ通りにアクセスできるようになるということです。
アンドリュー・アン

ファクターへの投資手段

ブラックロックはファクターの運用戦略を提供しており、低コストのスマートベータETFから、投資環境に合わせて機動的に運用する投資信託まで幅広いラインナップを揃えています。

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スマートベータETFにより低コストで効率的にファクターにアクセスできます。

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