BLACKROCK INVESTMENT OUTLOOK

2018年後半の市場見通し

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世界経済が安定した成長を続け、企業収益は堅調であるものの、マクロ経済の見通しに不透明感が高まっているとみています。このような背景から、ブラックロックは2018年の投資テーマを見直しました。貿易摩擦の影響など、先般のアウトルックフォーラムで行われた主な議論についてご紹介します。

投資テーマ

ブラックロックは基本的シナリオとして、米国経済の堅調な成長が世界の他の国々にプラスの波及効果をもたらし、世界経済の成長を下支えするとみていますが、今後の景気見通しについては、想定される幅が広がったと考えています。景気の下振れリスクは貿易戦争と景気の過熱です。一方、米国の景気刺激策によって上振れる余地もあります。このような不透明感の高まりと金利の上昇が、金融環境の引締め(悪化)につながるおそれがあり、そうした事態に備えてポートフォリオを構築する必要があるでしょう。米ドル高は、ドルで資金を調達している、多額の対外債務を抱える新興国などを圧迫しているとみています。

見通しをめぐる議論

2017年に市場は非常に大きなリスク調整後リターンとなりましたが、環境は変化しつつあると考えています。一部のクレジット市場におけるレバレッジの上昇が懸念されますが、まだ危険な水準にはなく、むしろ流動性のリスクの方が大きいとみています。 世界的な貿易摩擦は、市場センチメントと経済成長にとってマイナス材料です。イタリアにおけるポピュリスト政権の誕生と移民をめぐる対立から、EUが分断されるリスクは上昇していますが、ユーロ圏はこの局面を今年は乗り切るとみています。中国では、デレバレッジによる減速リスクがあるものの、当面は安定した経済環境が続くとみています。

市場に対する見方

ブラックロックは引き続きリスク選好のスタンスをとっていますが、マクロ経済の不透明性と堅調な企業収益とのバランスが安定しないため、これまでよりやや慎重になっています。株式では米国株式を選好します。また、引き続きモメンタム株がアウトパフォームするとみており、またバリュー株よりもクオリティ株を選好します。債券では、米国の短期債に投資妙味があると考え、より質の高いクレジットを選好します。リスクプレミアムの上昇により、新興国市場の一部の資産に魅力的な投資機会があると考えています。ポートフォリオの分散の観点から、投資対象を選別した上でプライベート・クレジットと実物資産を選好します。サステナブル投資は、長期的なポートフォリオのパフォーマンスの安定に貢献するとみています。

 

スコアボード
2018年上半期の資産のパフォーマンス

2018年上半期の資産パフォーマンス

過去の運用実績は将来の成果を示唆するものではありません。 指数に直接投資することはできません。
出所:BlackRock Investment Institute。Thomson Reutersのデータを使用。2018年7月時点。注記:6月29日までのデータ。
パフォーマンスは、各資産クラスの現地通貨建てのトータル・リターンを表します。ただし、コモディティと新興国、先進国およびモメンタム株式は米ドル建て。使用したインデックス/価格:ブレント原油スポット価格、MSCI World Momentum、DXY、S&P 500、 Datastreamの10年物国債司法銘柄(ドイツ、イタリア、米国)、MSCI World、MSCI Europe、Bank of America Merrill Lynch Global High Yield、Bank of America Merrill Lynch Global Broad Corporate、Topix、JP Morgan EMBI Global Composite、 MSCI Emerging Marketsおよび銅スポット価格。

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※2018/7/9 時点の見方であり、その後の経済、市場の変動については反映しておりません。

※記載内容は、ブラックロック・グループ(以下、ブラックロック)が作成した英語版レポートを基に、ブラックロック・ジャパン株式会社が翻訳・編集したものです。記載内容は、情報提供を目的として作成されたものであり、特定の金融商品取引の勧誘を目的とするものではありません。また、米ドル建資産を中心としたグローバル投資において、主に米ドル建で各資産の評価を行った上で書かれたものです。日本の投資家が円から、外貨建資産に投資を行う場合に受ける為替変動の影響は考慮されていないことにご注意の上、参考情報としてご覧ください。記載内容は、日本に居住する個人投資家にはあてはまらない場合がある旨にご留意ください。その他ご注意点に関しては、必ず最終ページをご確認ください。

ブラックロック・インベストメント・インスティテュート(BII) チーフ・インベストメント・ストラテジスト
マクロ経済及び市場リサーチ部門責任者
チーフマルチアセットストラテジスト
チーフ株式ストラテジスト
チーフ債券ストラテジスト

重要事項
記載内容は、ブラックロック・グループ(以下、ブラックロック)が作成した英語版レポートを基に、ブラックロック・ジャパン株式会社(以下、弊社)が翻訳・編集したものです。記載内容は、情報提供を目的として作成されたものであり、特定の金融商品取引の勧誘を目的とするものではありません。また、米ドル建資産を中心としたグローバル投資において、主に米ドル建で各資産の評価を行った上で書かれたものです。記載内容は、日本に居住する個人投資家にはあてはまらない場合がある旨にご留意ください。日本の投資家が円から、外貨建資産に投資を行う場合に受ける為替変動の影響は考慮されていないことにご注意の上、参考情報としてご覧ください。また、日本のお客様の知識、経験、リスク許容度、財産の状況及び金融商品取引契約を締結する目的等を勘案したものではありません。記載内容は、ブラックロック及び弊社が信頼できると判断した資料・データ等により作成しましたが、その正確性および完全性について保証するものではありません。また、記載内容の各種情報は過去のもの又は見通しであり、今後の運用成果を保証するものではなく、本情報を利用したことによって生じた損失等について、ブラックロック及び弊社はその責任を負うものではありません。記載内容の市況や見通しは作成日現在のブラックロックの見解であり、今後の経済動向や市場環境の変化、あるいは金融取引手法の多様化に伴う変化に対応し、予告なく変更される可能性があります。また、ブラックロックの見解、あるいはブラックロックが設定・運用するファンドにおける投資判断と必ずしも一致するものではありません。

投資リスク・手数料について
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