投資家動向

投資を行っている日本人の多くは、
様々な資産に投資している。
預貯金のみを保有している人の比率が高い日本人ですが、すでに投資を行っている人の半数以上は、
投資信託やNISAのメリットを理解し、活用しているようです。
さらに、投資対象は、自国の株式や債券に留まらず、海外の資産やマルチアセット型に分散投資して
いる投資家も多く見られました。
当セクションは、投資を行っている日本人の実態を分析するために、日本人の回答者1,000人の中で、「投資を行っている」と回答した436名の回答を元に分析しています。


投資対象は、外株、外債、不動産からマルチアセットまで多岐にわたる。

投資信託に投資をしている日本の投資家に、実際に保有している投資信託の種類を聞くと、日本株の比率が最も高くなっているものの、 約3割が、外国株、外国債券、不動産投資信託を保有しています。 また、ひとつの投資信託で複数の資産に分散投資を行うことができるマルチアセット型の活用も広がっているようです。



現在保有する投資信託の種類は何ですか?



今後、追加したい資産としては、株式を選択した投資家が最も多い

今後12ヶ月で新規または追加購入しようと思っている商品としては、株式を選んだ回答者の比率は、日本の投資家においては46%と 最も多く、債券の13%を大きく上回りました。一方で、預貯金を増やそうと考えている投資家の比率は、27%とそれほど大きくありませんでした。 日本人の預貯金の比率がもともと高いこともありますが、日本の投資家の間では、より投資を拡大しようという姿勢が見られます。



今後12ヶ月で新規または追加購入しようと思っている貯蓄/投資商品はどれですか?



低い手数料や取引の利便性へのニーズが高い

売買を行う上で、金融機関に対して求めるサービスとして、66%の日本の投資家が「低い手数料」を選択しました。 その次に多かった回答としては、「インターネット、スマートフォンでいつでも取引が出来る」との回答でした。 投資の選択肢が広がる中、投資家は手数料などのコストや、テクノロジーを使った取引の利便性への関心を高めているようです。



売買を行う上で求めるサービスは、次のうちどれですか?



ジュニアNISAを検討している人は多いとはいえない

約6割の投資家は2016年よりスタートするジュニアNISAについて認識はしているようです。しかし、ジュニアNISAを利用する、または利用を検討していると答えた人は、合わせて約2割と多いとはいえない状況です。投資家層の拡大を考えると、幅広い層に対してジュニアNISAのメリットの理解促進を図る必要があると思われます。



ジュニアNISAの利用予定について



多くの投資家が、金利上昇への備えに積極的ではない

今後12ヶ月で金利が上昇した場合に、資産構成を変更する予定だと答えた日本の投資家は39%に留まり、半数以上が、「資産構成を変えない」、または、「分からない」と回答しています。 また、資産構成を変更する予定と答えた人の約半数が、投資する商品として預貯金を選択しました。将来、日本において長く続いた超低金利が終わりを告げ、同時に物価上昇も進むような状況が訪れれば、預貯金の実質的な価値が目減りすることが想定されるため、より積極的な金利上昇への備えを検討することも重要な選択肢であるといえるでしょう。



今後12ヶ月で金利が上昇した場合、資産構成を変更しますか?

今後12ヶ月で金利が上昇した場合、どの商品に投資しますか?






5つのポイント