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グローバル経済見通し

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これまで経済環境は比較的落ち着いた状況が長く続いてきたものの、今後は不確実性が高まるとブラックロックは考えています。米国の大型財政刺激策は、プラスの効果が見込まれる一方、特に景気過熱や過度なインフレなどをもたらすリスクがあり、不確実性が高まっているとみています。設備投資の回復とそれを通じた生産性の向上が潜在成長率を押し上げ、景気過熱を抑える可能性はありますが、確実というには程遠く、実現するには時間がかかるでしょう。こうした不確実な事象に加えて、米国の保護主義的な通商政策が、米国が約70年間主導してきた世界の貿易自由化の流れを反転させる可能性があります。

高まるマクロの不確実性

貿易戦争は、戦後の経済体制を支えてきた中核的な柱に亀裂が入る恐れがあります。ブラックロックは、自由貿易による経済成長の恩恵を広く享受する上では、信頼感が大きな役割を果たすと考えています。保護主義は成長とインフレ見通しにとって無視できないリスク要因であり、金融市場のリスクプレミアムに影響を与えると考えます。

  • これまでの貿易自由化への流れが逆流する危機に瀕していると思われます。経済成長の恩恵が波及していく中で貿易が果たしている役割を正しく理解することが、こうしたリスクを見極める上で重要になると考えます。ブラックロックは、グローバルな貿易活動が消費よりも投資の動向に影響を受ける傾向にあり、先進国で投資が活発になると、新興市場の輸出に弾みがつくと考えています。
  • 貿易は重要ですが、その影響は財・サービスの物理的な交換にとどまらず、世界の経済成長に幅広く及びます。そこでは、センチメントが大きな役割を果たしており、貿易を巡る信頼感が、ショックが起きた場合には国境を越えて広がる経路となる可能性があると考えています。
  • 信頼感は、主要先進国の国債の安全性プレミアムに反映され、長期国債利回りの期間プレミアムや米ドル等に影響を与えるとみています。米ドルの足元の動向は、広範囲にわたるリスク選好の高まりによるものと考えています。
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※当資料は、ブラックロック・グループが作成した英語版のレポートをブラックロック・ジャパン(以下、弊社)が参考情報として提供するものです。ブラックロック全体、ないし弊社が設定・運用するファンドにおける投資判断と本レポートの見解と必ずしも一致するものではありません。本稿は、適格機関投資家様、年金基金様、販売会社様のみを対象としています。個人投資家様への配布はお控え頂きますよう、よろしくお願いいたします。
※2018/3/23 時点の見方であり、その後の経済、市場の変動については反映しておりません。

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Jean Boivin
マクロ経済及び市場リサーチ部門責任者

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当資料は、ブラックロック・グループ(以下、「ブラックロック」という。)が作成した英語版のレポートをブラックロック・ジャパン株式会社(以降「弊社」)が参考情報として提供するものです。当資料は情報提供を目的として作成されたものであり、特定の金融商品取引の勧誘や、投資資産やセクター・アロケーション等の推奨を目的とするものではありません。 また、ブラックロック全体、ないし弊社が設定・運用するファンドにおける投資判断と本レポートの見解とは必ずしも一致するものではありません。さらに、グローバルの投資家向けに作成されており、日本の投資家には当てはまらない内容を含みます。

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