2019年10-12月期 Global Investment Outlook

保護主義の圧力

根強い地政学上の不確実性

米国と中国は新たな局面に突入する前に緊張を緩和しようと前向きに取り組んでいます。貿易をめぐる対立と湾岸地域の緊張の高まりは供給面の不安を強調しているようです。

ブラックロック地政学リスク指標(BGRI):湾岸地域の緊張、世界的な貿易摩擦(2005-2019年)

ブラックロック地政学リスク指標

出所:BlackRock Investment Institute。Refinitiv、Datastreamのデータを使用。2019年9月時点。注記:一般的な地政学的リスクとブラックロックの10大リスクに関連した具体的な単語を特定します。次にテキスト解析を使って、Refinitiv Broker Report、Dow Jones Global Newswireのデータベース、およびTwitterにそれらの単語が使用されている頻度を算出します。その後、その単語がプラスまたはマイナスのセンチメントを反映しているのかによって調整を加え、スコアを付与します。スコアがゼロであることは、2003年からその時点までの過去の平均BGRI水準であることを示しています。スコアが1であることは、BGRI水準の標準偏差が1であることを意味します。平均値を算出する際に、最近の数値に大きな比重をおいています。ブラックロックは先ごろ、他のリスクと密接に関連づけ、キーワードを更新して、グローバルBGRIの手法を改良しました。そのため、上図は以前の情報と異なってみえる可能性があります。BGRIのリスクシナリオは、例示のみを目的とするもので、地政学的リスクは常に変化しているため、可能性のあるあらゆる結果を反映するものではありません。

著者
Jean Boivin
BIIヘッド
Elga Bartsch
BIIマクロリサーチヘッド
Mike Pyle
BIIチーフインベストメントストラテジスト
Scott Thiel
BIIチーフ債券ストラテジスト

重要事項
当ページの記載内容は、ブラックロック・グループ(以下、ブラックロック)が作成した英語版レポートを基に、ブラックロック・ジャパン株式会社(以下、弊社)が翻訳・編集したものです。記載内容は、情報提供を目的として作成されたものであり、特定の金融商品取引の勧誘を目的とするものではありません。また、米ドル建資産を中心としたグローバル投資において、主に米ドル建で各資産の評価を行った上で書かれたものです。日本の投資家が円から、外貨建資産に投資を行う場合に受ける為替変動の影響は考慮されていないことにご注意の上、参考情報としてご覧ください。記載内容は、日本に居住する個人投資家にはあてはまらない場合がある旨にご留意ください。また、日本のお客様の知識、経験、リスク許容度、財産の状況及び金融商品取引契約を締結する目的等を勘案したものではありません。記載内容は、ブラックロック及び弊社が信頼できると判断した資料・データ等により作成しましたが、その正確性および完全性について保証するものではありません。また、記載内容の各種情報は過去のもの又は見通しであり、今後の運用成果を保証するものではなく、本情報を利用したことによって生じた損失等について、ブラックロック及び弊社はその責任を負うものではありません。記載内容の市況や見通しは作成日現在のブラックロックの見解であり、今後の経済動向や市場環境の変化、あるいは金融取引手法の多様化に伴う変化に対応し、予告なく変更される可能性があります。また、ブラックロックの見解、あるいはブラックロックが設定・運用するファンドにおける投資判断と必ずしも一致するものではありません。