Q: 現在のお仕事について教えてください
A: 法務部の一員として、会社の法務に関係する業務全般にかかわっています。金融商品や金融取引にかかわる法律問題についての分析やアドバイスなど、資産運用会社に固有の専門的な法務のほか、契約書のレビュー・作成や取締役会・株主総会の運営など、どのような会社にも必要とされる基本的な法務にも従事しています。営業担当ではないので社外のお客様と直接に接する機会は滅多にありませんが、その代わりに、社内の各部署をクライアントに見立て、そのニーズを満たす法務サービスを提供できるよう心がけています。また、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドン、香港などの同僚とも緊密に連絡を取り合い、グループ企業として共通の問題や、相互に取引相手となる場合の契約上・法律上の問題の解決に取り組んでいます。
法律問題に対処するうえで、自分自身の知識や分析力・判断力に基づいて結論を導き出すことが求められますが、第三者的な見解や高度に専門的なアドバイスを求めて、外部の法律事務所に相談することもあります。そのような場合には、社内の関係部署と法律事務所との間の連携役として、情報の的確な伝達が行われているか、意図した論点に沿った適切なアドバイスを得られているかについて気を配っています。

Q: あなたの仕事のどんなところにやりがいを感じますか?
A: 近年、日本や欧米の金融システムは大きく変化しつつあり、資産運用業界にもその影響は及んでいます。金融システムの変更は、その根拠となる法制度の変更を前提としていますので、国内外の金融証券法制も毎年のように改正されています。つまり、法務部門にいると金融システムの変化の度合いを直接実感することができ、これ一つをとっても金融法務の仕事は大変魅力的なものになっていると感じています。また、金融システムのみならず、ブラックロックは合併などを通じて会社そのものも変化し続けており、法務担当者としては仕事に飽きることがありません。それともう一点、ブラックロックでは、お客様の多様なニーズにお応えするため、様々なタイプの運用商品を揃えています。特定分野への投資に特化したいわゆるブティック型の資産運用会社にも大いに存在意義があると思っているのですが、国内外の株や債券、ファンダメンタル運用、科学的運用、オルタナティブ運用など、多様な資産や運用手法を組み合わせた数多くの運用商品を提供しているブラックロックで行う法務の仕事では、幅広い商品に関する知識や経験を身に付けられるという点も醍醐味の一つです。

Q: ブラックロックへの入社を決めた理由は何ですか?

A: 志望の動機は3つありました。1つは、ブラックロックは1980年代に米国で創業された若い会社にもかかわらず、様々な規模や強みを持つ複数の資産運用会社の買収・統合を経て、20年強の間に世界有数の資産運用会社に成長したという点です。このような成長を遂げられる企業は決して多くありませんので、何がこのような成長をもたらしたのか、また、ブラックロックのユニークさは何なのか、という点を内部から探ってみたいと思うようになりました。2つ目に、ブラックロックがいわゆる「独立系」の会社で、営業面を証券会社や銀行などの系列会社に依存していないことも魅力的なポイントでした。このことは、自力で収益を生み出さなければならないという厳しさの反面、資産運用会社としての自律的な成長を目指すことができることを意味します。3つ目に、入社前の面接の過程で様々な部署やシニアマネジメントの人々と接する中で、自然に通じ合えるものがあったように感じられたことで、これは、職場での人間関係を重視する私にとっては重要なポイントでした。

Q: どのように仕事とプライベートのバランスを取っていますか?
A: 平日は仕事で残業することがあっても、休日は完全にオフにするのが私のバランスの取り方です。休日は読書やピアノの練習、ジョギングや散歩をしてのんびり過ごします。最近は、会社の仲間とランニングのサークルに参加したり大会に出ることも楽しみの一つになってきました。

Q: 学生の皆さんにメッセージをお願いします
A: 私は法学部出身ではありますが、学生時代には法律関係の就職をすることは全く考えていませんでした。そんな私の初めての配属先が法務部門となった時には、意外に思う気持ちが強かったのですが、次第に、資産運用業界にまつわる法律の知識だけでなく、投資の理論や実務も踏まえての判断が必要な法務の仕事にやり甲斐を感じるようになりました。こんな風に、自分で決めた進路ではなくても、取り組んでいるうちに非常に面白く思えてくる仕事があります。ですから、学生の皆さんにも、間口は広く、そして一度始めたものを突き詰めていけば必ず何かしら得られるものがあるという気持ちで、就職活動や今後の仕事に取り組んで頂けたらと思います。

(2007年入社)


ブラックロック・ジャパン株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第375号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 投資信託協会、日本証券業協会、
一般社団法人 第二種金融商品取引業協会